現代の画家として、新しい地獄絵に挑みたい、そしてその「心」を伝えたい、そう思い「地獄心音図」5点を描きました。
伝統の地獄絵には地獄と共に極楽が描かれています。
時に「なぜ 極楽を描かないのか。未完成なのではないか。」
と問われます。
地獄心音図5点の完成後、「心音 夢の音色」を描き、続いてこの「心音 故郷の空」。
これらの作品は、地獄心音図に続く一連のものです。
なぜなら、
私の思う天国とは今生きているこの世界そのものだからです。
その中でも子供たちが笑い、駆け回る故郷の景色、それこそが天国そのものだと思います。
地獄心音図を描き終えて、ひとつ前に進んだ気がします。
その心で捉えた晴れやかに広がる故郷 佐賀の景色です。
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ayako (月曜日, 25 1月 2016 12:37)
今生きている世界そのものが天国。
世界中の人々がそう思えるようにと、心より願います。